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残日録

日々の出来事や思ったことをひたすら綴ってます。気が向いたら、コメントとかどうぞ。

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原油価格暴落。

◆ 言わずもがな、原油価格はかなり低い所にあります。それに応じて、どこもレイオフ、レイオフ、レイオフ・・・です。サービス会社Sは、レイオフ第一段として、9000人解雇。同じく、サービス会社Hは6000人解雇。今年、Hに吸収合併されるサービス会社Bはもっとたくさんになるのではと噂されています。これはもちろんアメリカの中での数字ではなく、世界でのお話。70年代初頭より続く、北海の油田の方は厳しくなってきているようで、ノルウェーのスタバンガー、スコットランドのアバディーンは共に、どの会社もかなりの数のレイオフがあったようです。スタバンガーでは、それに伴い、失業者が1万人を越えたという話を人づてで聞きました。

◆ オペレーション会社も同様のようです。自分の働く会社もレイオフが行われると発表され、誰もが明日どうなるかはわからないような状態が続いています。自分も明日以降ご飯が食べていけるかどうか不安な毎日です。

◆ こういった原油価格の暴落は定期的にあり、その度に、大量の人々が職を失うことになるっていうのは、わかってきたことで、会社の中堅以上の人は、きちんとそれに備えた行動をとってきてるし、なにをすればいいかわかってるようなので、動揺してる様子はまったくありません。やはり、今までこのような暴落を経験したことのない若手(自分は年齢は中堅だけど、大学に長く滞在してしまったため、未だ若手です)があたふたしてます。今回の暴落を教訓にして、糧にしていくんですね。生き残った場合ですが・・・。

◆ アメリカの会社はこういう不景気になると、ひとまずレイオフ。それから、昇進、昇給の凍結。日本だったら、まずは給料を減らそうという発想になりそうですね。実のところはわからないですが、自分が思うに、(1)給料を減らされたら、できる人が他の会社に移ってしまう、(2)これをいい機会にできない人の首を切ってしまおう、っていうのが理由なのではないかと。早い話が、会社に“使える”って思われれば、残れるんですね。あとは、日本の会社もそうであるように、上司との関係性も大事。上司が求めるような仕事をして、その上司がその上司の上司に評価されるようなものをもっていないと、生き残れないということ。どちらかというと、上司が部下を守るような構図はこっちの会社には存在しないように思います。上司が自分の出世にこの部下が利用価値があるかどうか問題のようです。

◆ 最後に、日本で一番考えられないのは、新規雇用も凍結してしまうこと。自分が働く会社は3年ほど新規雇用は見合わせて、自分が入社の試験を受けたのは解禁になってすぐのこと。ある意味、自分はラッキーだったのかも。・・・ラッキーであったかどうかというのは、やはり、“働く”ということから完全に引退するときにわかるのでしょうか。

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プロフィール

H N: かばでぃ(kabadeli)

11年住んだアメリカテキサス州を離れ、2017年4月よりノルウェーに駐在中。日本から遠く離れても、阪神タイガース、アストロズを熱狂的に応援しています。

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