仕事で海外のポルトガルの学会に行ってきました。今回は、同じ会社に勤める日本人の先輩も一家で行くということで、妻も連れて。大航海時代にスペインとポルトガルは活躍したイメージがあるけど、案外、ポルトガルってちっちゃいんですよね~:
学会自体は、首都リスボンでありました。でも、世界遺産がある(景観が文化遺産らしい)、すぐ近くの町シントラっていうところにあったので、そこへ日帰りで行ってきました。地図で見ると、近さがわかるかな?電車で30分ほどで行ける距離でした。山手線を半周するくらいだから、東京から新宿まで山手線で行く感じかな!?なんかわかりづらいぞ。。。
これがリスボン-シントラ間に乗った電車です。電車往復&シントラの観光バス乗り放題のお得チケットっていうのがあって、それを買いました。いくらか覚えてないけど、そこまで高くなかった気がします。
リスボン&シントラは、壁にタイルをつかってるところが多くて、駅の中もこんな感じできれいでした。お店でもタイルを売ってるお店があったりと、タイルは特別なものなのかなって感じたりしました。で、今、このブログを書きながら、調べたところによると、これは
アズレージョ(azurejo)と呼ばれるものだということ。たしかにそんな名前が書いてあったような気がしなくもない。15世紀にスペインより入ってきた文化というから、長い歴史があるんですね。
話は戻して、シントラでの観光の話ですね。先に書いた通り、バスを使ってまわりました。といっても、乗ったのは2回ほど。せまーい道をバスで通ったので、その運転もなにやら狭い日本の道を思い出させるものでした。日帰りということで、時間がたくさんあったわけではなかったので、行く場所は有名な場所3か所に絞り、残りは路地のような場所にあったお土産屋さん街をうろちょろしました。ということで、まわった順に写真とプチコメントをつけて~:
1. Palácio Nacional da Pena (ペーナ宮殿)
1836年に女王マリア2世の旦那さんの命令で建てられた、ヨーロッパでも有名な19世紀のロマン主義を象徴とする建物だそう。色遣いが特有でした。城ではなく、宮殿であるせいか、ちょっとおしゃれな感じも出てたし。
外見もきれいでしたが、内側も壁がやっぱりちょっとおしゃれ。タイルですね~、ここでも。ここで、もう一枚:
最後に、イギリスの庭園のようにしたっていう宮殿の下の方に広がる庭園の写真を何枚か:
2. Castelo dos Mouros (ムーアの城跡)
こちらは、7~8世紀にムーア人によって作られたお城の跡です。今は廃墟となっていますが、お城だっただな~って感じはしました。日本のお城もそうだけど、城壁を登るのは大変です。日本のお城とはデザインがちがいましたが、いいものです。結構な高台にあったので、景色が抜群でした。ここは、リスボンに行くなら、ぜひ行ってもらいたいところですね。いいアングルの写真はどうにも自分たちが写っていたので、ネットで拾った画像を代わりに:
この写真を見ると、わかるかもしれませんが、見た目、ちょっと万里の長城を連想させるものがありました。高台にあるせいで、風もかなり強くみんな城にがっちりさわりながら昇り降り。それにしても、未だ残ってるていうのがすごい。日本にも7~8世紀頃の城なんて残ってるんでしょうか(その頃は城を作るっていう発想と技術がそもそもまだなかったかな。。。)。ムーア人って全然知らないけど、すごいな。ちょっと知る価値ありだな。最後に、城の一番高いところからの見晴らし(いい画像処理ソフトがなくて、ちょっと見苦しくて汚くてすみません。。。)
3. Palácio Nacional de Sintra (シントラ宮殿)
最初に見たペーナ宮殿よりもずっと先に建設された宮殿。14世紀というから、これまた歴史がある建物です。夏の離宮というから、早い話が王家の別荘(?)ですかね。なにげに全体が写った写真を撮っていなかったので、上の写真はネットで拾ったやつです(汗)しかも、ちょっと小さくしただけなのに、画像が汚くなった。。。悪しからず。行って、自分の目でみるべし。ちなみに、この宮殿の象徴的なものはふたつの煙突。あれは、実は台所です。で、これがその中からの写真:
最後に、床や瓦の写真を。床もおしゃれにしてるんですね~。
☆ ☆ ☆
最後に、おまけで、シントラで食べたランチ(豚肉の料理です。エビがのってるけど、ごろごろのってるやつはじゃがいもです。)の写真を:
路地の様子を撮った写真なんかものせようかなと思ってたけど、ここまでブログを編集して疲れたので割愛します。悪しからず。
ではでは。
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