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残日録

日々の出来事や思ったことをひたすら綴ってます。気が向いたら、コメントとかどうぞ。

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Qualifying Exam

アメリカの大学ではPhD(博士号)を取るためにいくつかのプロセスがあって、それはどうやら大学、学部によって違うようで。大抵、qualifying examというのがあるんだけど、自分の大学の石油工学部では、一昨年までなかった。

そのテストはなにかというと、文字通り、PhDとしての資格(学力的に)があるかどうかを試験するというもの。そう聞くと、今までなかったのがとても不思議。学部によっては、半分以上が落ちるところもあれば、うちの学部のように落ちる人がものすごく少ないというところもあって、本当に様々。それは多分教授たちのとらえかたの違いから来てるんかな。うちの教授陣はおそらく吟味して取った学生だから、qualifyingのための勉強に一年間とか費やして欲しくない(日本の大学入試以上勉強しなければならないところもある)と考えているように思える。なんというか、qualifying examやってますよ~ってみせかけているような。。。

自分が受けたときは、3教科を選んで、その筆記テストを受けて、あと、自分がやろうとしている研究プランを発表というものだった。自分の専門に関連する授業を選べたので、楽だったな~。今年は、3教科が決まっていて、どれもかなりgeneralなものだから、(浅く)幅広く勉強しなければならないから、大変といったら、大変なんかな。でも、ずっとそっちの方がためになるだろう。

ちなみにこれに何回か落ちると、大学をやめないといけない。PhDを取りに来たのに、2個目のMaster(修士号)を取って、自分の国帰るっていうふうになることも(指導教授によっては、研究をうまく進められないと、受ける前にMasterに変えられてしまうことも)。現実、そんな人を見たこともあるし、ひどいときは、研究グループから追い出されてしまうというケースも。普通にがんばっていれば、そうそうないことだけど。


ではでは。

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プロフィール

H N: かばでぃ(kabadeli)

11年住んだアメリカテキサス州を離れ、2017年4月よりノルウェーに駐在中。日本から遠く離れても、阪神タイガース、アストロズを熱狂的に応援しています。

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