気づいてみれば、前回のブログから早2週間。ただ忘れていた・・・ 最近は、読書にプチはまり中。今週の水曜日に帰国の途に着いたポスドクO氏が本をどっさりくれて、ついつい手が本へと伸びてしまう。で、すでに1冊を読み終え、2冊目ももう限りなく終わりに近い。文章を書いたり、批評したりするという才能はこれっぽちもないけど、勝手にレビュー:
■ ゲームの名は誘拐/東野圭吾
誘拐ものなんだけど、そうではない作品。ある会社のプロジェクトの担当からはずされた主人公がひょんなことからその会社の副社長の娘と誘拐事件を企てるというのがメインのストーリー。現代の技術を駆使された誘拐劇がくりひろげられ、単純な誘拐劇で終始しないのがおもしろいところ。作者の電子工学というバックグラウンドも生かされた作品。映画化もされているそうで。
お奨め度: ★★★☆☆
■ 卒業―雪月花殺人ゲーム/東野圭吾
今年のTBSドラマで話題になった「新参者」に出てくる加賀恭一郎の第一シリーズ。彼の大学4年生の頃が描かれた作品。彼の親しい友人が二人次々と自殺とも他殺とも考えられる不可解な死を遂げ、その謎を暴こうという話。他の加賀恭一郎の作品を読んだことがないので詳しいことはわからないけれど、ひとまずこの作品では加賀恭一郎と、相原沙都子という二人の登場人物の視点から物語りは描かれている。こういう推理小説では多い手法なのかな。
お奨め度: ★★☆☆☆
☆ ☆ ☆
でも、こんなふうに本を悠長に読んでいる場合ではなく、この週末にこなさないといけない宿題やらプロジェクトやら研究やらで・・・。
では。
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