はるか昔か、遠い未来か定かではない時代。
とある街の酒場で、踊り子に化けた魔物と戦う青年百鬼丸(妻夫木聡)を目撃したコソ泥どろろ(柴咲コウ)。百鬼丸は身体の四十八ヶ所を魔物に奪われており、その欠けた箇所を義肢で補っていた。通りすがりの琵琶法師から百鬼丸の身の上話を聞いたどろろは、その左腕に仕込まれた魔物を爆発蒸散させることのできる妖刀に興味を持ち、付きまとうようになる。初めは鬱陶しがっていた百鬼丸だが、時を重ねていくうちにしだいに心を開き、共に魔物を倒し、元の身体を取り戻すための旅をする。
旅をしていく中で深まる二人の絆と、次々と明らかになってゆく百鬼丸の過去。 どろろの両親の仇、醍醐景光とは何者か。 何故百鬼丸は身体の四十八ヶ所を奪われたのか、百鬼丸の本当の両親は誰なのか。 その謎が明かされたとき、物語は大きく動き出す…2007年の映画。周知のとおり、手塚治虫氏原作。
漫画原作なのでやはり実写化するのは難しいと思われ、予想通りだった。
とはいっても、なかなかの内容だったと。CGを使った、格闘シーンはかっこよかったし、内容はというと、2時間半近い時間で、若干だらだらとしているなあとは感じたけど、それはひとそれぞれだろう。身体が元に戻っていくシーンは、CGってすごいんだな~と関心させられた。もっと映像の技術が上がれば、こういう映画ももっともっとすごいものになっていくんだろうな。
それでは、また。
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