◆ Avantiのポッドキャスト vol. 28で太陰暦の話をしていて面白かったので、その話をメモ代わりに・・・太陰暦はもちろん月の周期に合わせて作られたものだけど、ご存じの通り、太陽の周期とは異なる。どれだけ違うかって言うと、かなりで、1周に要する時間は、29.53日だそう。太陽が365日プラスアルファであることを考えると明らかなちがい。そして、1月単位にしても違うと。だから、毎年、季節がずれていく。太陽暦の場合、閏年によって、誤差を補正してるわけだけど、太陰暦はずれが大きいため、13か月ある年がその代わりにあったそう(正確には太陰太陽暦というらしい)。
◆ そして、さらに面白いのは月を28日にして、13か月にする(364日)というもの。そうすると、毎月日曜日から始まる上に、ずれないので、万年暦になる。なぜに12カ月で、めちゃくちゃなものを使ってるのかということをこのポッドキャストでは語っていた。かなり人工的で、せっかく太陽のがベースになってるのに、宇宙の動きを感じることができないカレンダーになっていると。
◆ ポッドキャストはなぜ今のようなカレンダーになったのかまで語っていく。どうやら元々は1年は10カ月だったらしい。7月と8月は後になって差し込んだものだそうで。7月はユリウス暦をつくったユリウス(Julius)にちなんで、July。8月はアウグスティヌスからとって、Augustとなったそう。そして、元々の7月から10月がずれていったため、9月が7を意味する言葉から来ていて、10月8を意味する言葉から来てるようにずれているそう。いまいち、この辺りのことがよくわかっていないけど、なんだか背景はおもしろそう。
◆ そんな話をしていたら、二十四節気のことも思いだした。今日は偶然にも寒露。太陽の動きを24等分して、季節の判断に使われたもの。誰もが知ってるところでいえば、春分の日や秋分の日もその一つ。太陽太陰暦のずれの補正の指標に使われていたそう。個人的には二十四節気を元に月が決まればいいのにと思う。まっ、テキサスではほとんど季節のちがいがわからないか。。。
ではでは。
[1回]
PR