アメリカの大学院でPhD(博士)をとるにはいろいろとステップがある。
残念ながら、日本で取ることを考えたことはないから、比べることはできないけど、
多分、同じくらい面倒なプロセスがある。
基本的には、Qualifying ExamとFinal Exam。
前者は日本語に訳すと、資格評価試験となるのかな。PhD候補となるのに各種テストを受けないといけないというもの。日本はPhDに進むのに多分入学試験がそれにあたるのかも。というのは、こっちのPhDコースに進むにあたっての試験はかなり簡素なものだから。いってみれば、日本の、大学に入る時の、センター試験のようなものだけ。それだけではだめで、きちんとPhDをもらえるだけの能力を備えているのかというのを試験するのがQualifying Exam。
で、これは、大学、学部によって違ってくるもので自分が所属する学部では、3時間の筆記試験と、1時間半の研究(予定)発表。筆記試験では、アドバイザーが3教科選択する。その科目を勉強して受けると。うちの学部は、なぜか去年から始めたのでかなり特殊なのだけど。普通、学部で3教科は決められていて、1教科あたり、3時間以上のテストを行う。つまり、9時間以上の筆記テスト。しかも、このテストをクリアできないで、挫折する人は結構いる。合格率30%以下なんて、ところもある。アメリカで2個目のMasterを取ってきたなんて人がその例。だから、みんな少なくとも半年はこの勉強に集中するんだね~。こういったこともあるから、PhDはアメリカではかなり高い評価を受けるというわけで。
もうひとつのFinal Examは、最終研究発表。大体1時間くらいの発表と、2時間超の質疑応答。まあこのステップに行けば、後は大丈夫。もちろん、博士論文を書き直すことにはなるだろうけど、せいぜい1週間くらいで終わる。研究のやり直しなんてことは大抵ならない。アドバイザーがきちんと考慮して、許可を出すからね。
で、自分がQualifying Examを受けるのはどうやら来年の5月らしい。今から準備を始めないと。
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ランダムに写真を。
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それでは、また。
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