新しい学期(アカデミックイヤー)が始まって、うちのグループの巨大化は依然として止まらず。今回は新しく加わったのは、ベネズエラ人1人と、中国人3人。ベネズエラ人はA&Mで学士を取って、そのまま修士へ。中国人3人は、博士過程で、中国石油大学出身だから、バックグラウンドあり。そのうちの1人がウィークリーミーティングが一緒なんでいろいろと話しをする機会があって、そのことを。
まずその子は、その中国石油大学で修士の学生をやっていたらしいんだけど、実は、それを終わらずに、うちの教授に来ないかと誘われて、来たという話。つまり、途中でやめてきて、こっちで博士から始めると。彼女の話によると、中国では、修士を取るのは平均して、3年かかるらしく、2年を費やした後だったので、ここに来るかどうか迷ったそう。決め手は、修士でやっていた研究がそこまでおもしろくなかったかららしいんだけど。
で、昨日、さっそくミーティングがあって、もちろん、その子は来たばかりだから、ミーティングで発表するものなんてあるわけがない。でも、自分を含めた他の3人がいろいろと発表して、議論している間にせっせとメモを取っていて、びっくり。こっちに来て4年間、そんな人を見たことがなかったので本当にびっくり。自分も多少なりとメモを取ることがあったりするけど、あんなには。ミーティングの後に聞いてみたら、その修士時代の指導教授が厳しい人で、ミーティングでメモを取らずにいると、「君は一体ミーティングで何をしているんだ」って怒る人だったらしく、ミーティングの間は、他の人の発表であれ、メモを取るというのが習慣になったらしい。
さらに、そのミーティングの後、わからないことだらけだったのがくやしかったみたいで、わかるようになりたいから、読んだ方がいい論文教えてって。すごい。でも、これは中国人っぽいのかも。最初の学期、自分もおんなじ境遇だったけど、全部、自分で論文を探したな~。自分でなんとかしようとするあたりが日本人なのかな~。
そういえば、アゼルバイジャン人で、そういうタイプの女の子がいるな~。セミナーとかに行っても、いつも最前列でメモをとりまくり、セミナーの後とかは、質問しまくり。そういう人が将来成長するんだろうな~。
ではでは。
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