今月の初め、出張でTrondheimという場所にいました。訪れるのはもう4回目だったので、仕事の後とかに、観光とかってことはもちろん調べもせず、何の予定も立てることもなく。ところが、着いたら、W杯が木・金曜日と行われていることを知って、急遽、金曜日の夕方にやっていたスキージャンプを観に。うまい具合に、仕事を終わってからだったので、ラッキーでした。そして、ノルウェーの人がいろいろと教えてくれた上、車で会場に連れていってくれ、また、帰る用にバスカードを貸してくれて、調べもしていなかったのに、問題なく楽しんでくることができました。本当に、ノルウェーの人たちは親切です。
これは、会場の入り口です。写真で気付いたかもしれないけど、雪は全然積もっていませんでした。Trondheimの人によれば、クリスマス以来、雨や雪が降っていないとのことでした。おもしろいことに、同じ週、ヒューストンでは、雪が。北で暖かく、南で寒い冬だったようですね。なんだかよくわからないですね、昨今の気候は。あっ、でも、このワールドカップ期間中、雨が降りました。ワールドカップの参加者もしくは主催者が雨男・雨女だったんでしょうか!?
これは会場の写真その1。この会場は写真にある大画面があったのでテレビで観てるかのようにリプレイが観れました。そして、参加している選手の国の旗が掲げられていたようです。ちなみに、参加していた選手の数は50人だったと思います。一番多かったのはノルウェーだったのかな。
このワールドカップを観に行った一番の理由はなんといっても葛西選手を観たかったからです。ノルウェーでも40歳を越えた選手がオリンピックで銀メダルを獲ったということで有名でした。タクシーの運転手でさえ、日本から来たと言うと、葛西選手はすごかったねーと言われました。会場では、葛西選手の番になると、アナウンサーはレジェンドカサイ~と呼びあげ、会場中が、ノルウェー人の番になったとき、または、それ以上の盛り上がりとなってました。上の写真に写ってる黄色の服を着て、飛んでるのが葛西選手の一回目のジャンプです。ちっちゃいから、わかりづらいかな?
これは、飛び終わって、板をはずしてるところ。テレビで見ると、いつも気付かなかったのですが、ジャンプをし終わった後、止まりやすいように、上り坂になってました。しかも、けっこう急な。写真は、その上り坂を登り終わった場所ですね。
そして、リプレイの映像を写真でぱしゃり。
最後は、爆竹か何かでけむりがもこもこ上がってました。優勝はノルウェーの選手だったので、みんな大喜びだったんでしょう。さすがに、観客にアジア人はほとんどいなかったように思います。日本から応援に来たと思える人たちがぽつりとくらい。ちなみに、葛西選手は3位入賞でした。もしかしたら、朝食を食べていた時、日本人の選手らしき人たちがちらほらいたので、同じホテルに泊まっていたのかもしれないです。
Youtubeに映像が上がっていたので貼っておきます。ノルウェー語でしゃべっているのでよくわかりませんが、2回目のジャンプですね。葛西選手は4:27くらいで出て来ます。
1回目と2回目のジャンプの間に15分ほどの休憩を入れても合計2時間ほどしかかからなかったので本当にあっという間でした。スキージャンプって、テレビで観た時は“ジャンプ”だって思ってたけど、どちらかというと、斜面に並行に落ちていくっていう感じでした。でも、生でみると、迫力満点でおもしろかったです。もしかしたら、最初で最後の観戦だったのかもしれないけど、本当にいい経験になりました。
ではでは。
[1回]
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