未来の「はたらく」、見えるかな。 第4回
現在、ほぼ日で連載してる記事を読んでいて、ちょっとだけ就職活動ということを振り返ってみた。
日本で大学に入ったとき、残念ながら、第一志望のところに入ったわけではなかったので、とりあえず、そこで勉強できることは片っぱしからやってみて、やりたいことをみつけることにした。すると、どの授業もおもしろくて、結果的に、大学3年生のときは、朝から晩まで授業、かつ、毎日のように宿題、レポートに追われていたのを思い出す。
で、その大学3年生のときに、大体やりたい方向がしぼれてきて、東京にいたおかげで、たくさんのインターンシップに“アプライする”機会に恵まれていた。今振り返ってみると、それはラッキーだったなと思う。当時、遠く東北や関西から就職活動してる子たちにも会って、遠征しないと就職説明会にも参加できないという話やインターンシップの機会はほとんどないっていう話を聞いて、東京だからこそ、インターンシップの機会があったんだと実感。
それはさておきベンチャーのITコンサル会社でインターンができることになり、合計9カ月ほどお世話になった。小さい規模だったせいか、人々の働く姿をみることができ、上司にも恵まれ、とても有意義な生活を送らせてもらうことができた。コンサルという仕事がどんなものなのか知らなかっただけに、余計ためになった。その経験のおかげで、将来の方向もしぼれたわけだし。つまり、心からやりたいと思う仕事ではなかったんだけど・・・。でも、今になって考えてみると、今やってる仕事はきわめてコンサルに近いことをやってます。
さらに、石油会社の現場実習なるものに行って、直に現場で働く人たちの話を聞く機会があったのもよかった。いろんな大学から参加者がいたというのもよかった(各大学からひとりずつだったけど)。今でも、その時に知り合ったひとりとFacebookでやり取りなんかしてるっていうのも実におもしろい。ここで、海外で留学した人たち何人かにもあって、当時の話(スタンフォードで地質学を専攻してたんだったかな)を聞いたのも、今の自分に影響を与えているのかもしれない。
アメリカに来てからは、実はインターンシップはできなかったので、就職活動の一環といえるものは実はないのかも。ひとつだけ言えるとしたら、指導教授が会社から頼まれた実験を指名されてやれたことかな。それが今の会社とのつながりの始まりであり、会社の人と短いスパンで打ち合わせをしながら、実験を進めていったのも、自分にとってはいい経験になったし、実際、会社員がどうやって働いているのか垣間見るいい機会になった。
で、ほぼ日の記事に関連した話に戻ると、やはり、もっと会社のことを知らないと、なかなか就職活動はきついんじゃないかと思う。自己分析やら、いろんなことをして、会社を決めていくみたいだけど、どうなんだろう。自分は修士に行くことを決めて就職活動はしなかったのであれだけど、まわりの友だちが自己分析を必死になってやってるのにはどうにもしっくりこなかった。とはいいつつも、まわりの友だちのほとんどはインターンシップをやっていたのでかなりスムーズに就職活動をやっていたようだけど。それはやっぱり東京だったからよかったのかな。自分の新潟だとどうなんだろう。
なんといっても、やりたい方向性を見出すことだよね。たぶん。理想論にすぎないのかな!?まっ、自分から動いていかないとなにも始まらないのはたしか。
ではでは。
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