◆ 先日知人から借りた本を、読了。隙間の時間を見つけてちょっとずつ読んできたので、たった219ページというのに、結構かかった。面白かったの一言。
◆ フェルマーの最終定理の証明をテーマにした本なんだけど、とてもドラマチックで、かつ、その証明に携わっている人がたくさん。それも、数百年間のスパンで関わっている人がいるので、なおさら面白さがわいてくるわけで。ピタゴラスの時代から、順々に進めて、1995年の証明に至るまで、丁寧に描かれている。解説にある通り、ほぼ数学史を追った形になったのも、惹きつけるんだろうな。もちろん、数学的な細かい部分が描かれてはいないし、正直、途中出てくる数学もわからないことが多々あった(学部時代習ったかもしれないけど、モジュラーのところはよくわからず)。
◆ この『小説』にも出てきた志村五郎教授の、「数学をいかに使うか」という本も同時に借りていて、どれだけ時間がかかるかわからないけど、読むのが楽しみ。こっちは数式がたくさん出てくるようなので、もっと数学的な話なのかな?
◆ 志村教授の本を読み終えたら、ぜひE T ベルの「数学を作った人びと」も読んでみたい。
◆ そういえば、StanfordのPetroleum Geomechanicsのオンラインクラスを終えたので、次は、統計学のクラスを取ってみる予定。ワクワクですね。時間が許せば、数学のクラスも取ってみたい。
ではでは。
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